VoiceOverの困りごとはここで検索! スマートアクセシビリティに寄せられた質問とアドバイスは、きっとあなたの助けにもなります。例えば、『LINE』と入力して検索すれば、LINEに関する情報が表示されます。情報が見つからなかったときは、キーワードをローマ字にしたり、短い言葉に替えてみましょう。

2024年 みんなのベストアプリ

みんなが使ってるアプリ、気になりませんか?
スマートアクセシビリティのオープンチャットで、「よく使うアプリ」について投票を募集してみました!

期間:12月17日~22日 ルール:1人10個まで投票OK

早速、みんなが選んだアプリのランキングを見てみましょう!

1位
13票

Be My Eyesアプリ(Be My AI)

みんなの声

Be My Eyes
歩行中、どうしても道がわからなくなった時にボランティアに通話してサポートを受けている。

Be My AI
写真やWebサイトの画像を解析。さらに質問を追加して、説明を掘り下げ。撮り溜めた写真の整理に成功。
食品をはじめ、身の回りのあらゆるものを撮影して説明を聞いている。
「面白く説明して」「飯テロ風に説明して」などの指示を出して、画像をより楽しむ使い方も。
「写真が上手に撮れているか」「厳しい意見を教えて」といった指示を出し、次回の撮影に活かしている。
自分の表情について確認したところ、「無表情」と指摘され、自覚がない部分を知ることができた。
音声が出なくなったパソコンの画面を撮影して状況確認をした。
飼っている文鳥の健康状態の確認。
スクショした英文メールの翻訳に使っている。
など

2位タイ
8票

Seeing AIアプリ

みんなの声

短いテキストの読み取りや郵便物、書類、食品のパッケージの確認に利用。
予約状況のスクリーンショット解析や点字カルテ作成時に活用。
世界チャンネルの「Find My Things」で登録品を探す時に活躍。
レシートや表の読み取り精度はEnvisionより優れると感じる。

2位タイ
8票

LINEアプリ

みんなの声

メールやSMSと並び、欠かせないコミュニケーションツールとして活用。
長電話や電話契約をしていない子どもたちとの連絡にはLINE通話を利用。
オープンチャットで情報収集。
同じ文章を複数人に送る際に転送機能を活用。
自分専用のグループを作り、覚書やメモとして活用。用事が済んだら簡単に削除可能。
画像説明や写真の翻訳機能を利用。文字も読み取れるため非常に便利。
レシート機能やLINE Payなどの便利なサービスが終了しているのが残念。

4位タイ
4票

Facebookアプリ

みんなの声

実名登録が主流で年齢層が高いためか、比較的健全な投稿が多いと感じる。
文字入力に少し工夫が必要。メモアプリで文章を作成し、コピー&ペーストする方法で問題なく利用できている。
直接入力する際は、プチプチ音を頼りに文字を入力し、キーボード上部を触りながら変換候補を探して対応。

4位タイ
4票

YouTubeアプリ

みんなの声

エンタメから情報収集まで幅広く活用。
ボケーっとしたい時はただ流して聞いている。
YouTube上で流れている動画から新たな分野に興味を持つことがある。

3票

PayPayアプリ

みんなの声

小銭を探す手間が省ける。
タクシーを降りる際、小銭を落とす心配がない。
オートチャージ機能のおかげで、お金を使いすぎることもある。

3票

Walletアプリ(Apple Pay)

みんなの声

サイドボタンのダブルクリックで起動し、簡単に支払いができる。
近所のスーパーからオンラインショップの支払いまで使えるので便利。

3票

ICカードリーダーアプリ

みんなの声

SuicaなどのICカードの残高や、支払い履歴、ポイントを確認できる。

3票

SmartNews アプリ

みんなの声

ニュース以外にも地域情報や便利アイテム、福袋や近所のお店、イルミネーション情報が得られた。
詐欺対策も知ることができた。

2票

280blockerアプリ

みんなの声

Safariで表示したウェブサイトの広告カット。
スマートニュースの記事にある広告をカット。
TVerで再生中のCMをカット。
スワイプの回数が減るので、ウェブをサクサク読める。
モバイルデータの節約にもなるし、何より時間の節約のメリットが大きい。

2票

ChatGPT アプリ

みんなの声

目が不自由と伝えると、さらに分かりやすい説明が得られた。
テキストと音声で複数の言語での会話が可能。
話し相手や語学練習、ブレインストーミングにも活用。
イメージを伝えて絵を描いてもらうこともできた。

2票

Geminiアプリ

みんなの声

検索するときはこのアプリばかり使っている。
回答を読み上げるボタンをおせば、スワイプなしで聞けて便利。
Gemini Live なら、会話しながら調べ物を勧められて快適。

2票
minicalアプリ
有料のカレンダーアプリ。
アップルのカレンダーと同期するので、Siriで予定を追加できる。
リスト表示にしなくても、触れた日の予定を読み上げる。
同じ画面のまま、予定を入力できる。
予定の変更や追加が簡単にできる。

2票

Appleのカレンダーアプリ

みんなの声

予定の登録から確認までSiriを使ってできる。
時間変更やキャンセルなどスムーズにできる。

2票

Pokekaraアプリ

みんなの声

操作方法を覚えるのに時間がかかったが、他のユーザーさんとメッセージ交換したり交流できる点が良い。
読み上げないボタンが多いが、基本的な操作は工夫して使っている。

2票

VoiceVistaアプリ

みんなの声

周辺に何があるか、目的の建物がどの方向にあるかが音声でわかる。
ストリートプレビュー機能で、ルートを仮想的に見ることができる。
地図にピンを建てられる。

2票

ゆうちょ通帳アプリ

みんなの声

振込や取引確認、残高紹介ができて便利。
ことら送金も使った

2票

Siriショートカットアプリ

みんなの声

Siriに話しかけるだけでできることが増えた。
オートメーションで、特定の場所に到着・出発するとWi-Fi・Bluetoothが自動で切り替わるようにした。
など

ここからは1票

ゆうちょ認証アプリ

振り込み、、入出金明細を確認している。

Envisionアプリ

auじぶん銀行アプリ

スマホで簡単に取引ができ、条件次第でセブン銀行やローソン銀行などでも無料で引き出しなどができて便利

Appleのメモアプリ

色々な情報を共有で保存しておき、実店舗で見せて探してもらうのに便利 

Googleアプリ

鼻歌を歌って曲を検索したり、植物の写真を撮って名前を確認できるのが便利。

DeepLアプリ

複数の言語を翻訳でき、捜査も比較的簡単。

Duolingoアプリ

VoiceOverでは、英語中級者向けのレッスンが回答しやすい。

Elsa Speakアプリ

英語の発音を評価してくれる。
AIとの会話レッスンもあり。
フィードバック機能で、苦手な発音を聴くことができる。

アイナビアプリ

歩行中の障害物をカメラで認識。

Appleのマップアプリ

道に迷った時は、街の人に目的地のマップを見せて教えてもらっている。
現地の人でも、建物名やお店の名前がわからないことも多いので。

ボイスオブデイジー5

毎日の読書に一番利用している。

Voicy

ラジオ感覚で情報収集。
分野も広い。

Googleマップ

電車の遅延情報や、現地までの所要時間を調べるときに活用。

Suicaアプリ

通勤定期券をひもづけ。
駅ビルでの買い物やタクシーでの清算にも使用。
チャージや定期券購入もVoiceOverでできるので、窓口に並ばなくて済む。

Amazonアプリ

ネットショッピングで利用。

auPAYアプリ

電子決済にはかなりお世話になっている。

PocketCardアプリ

クレジットカードの利用明細を確認している。

地元の銀行アプリ

残高紹介で使用。

TikTokLite

動画再生だけでできるポイ活。
VoiceOverでも広告を閉じられる。

Okoアプリ

iPhoneのカメラを使って歩行者信号の色を認識。

Xアプリ

スペース機能で気軽におしゃべり。

Appleのミュージックアプリ

プレイリストも簡単に作れるし、Siriに対応しているのも良いところ。
ドルビーアトモスによる空間オーディオの曲も増えた。

iPhoneの点字画面入力

通常のソフトウェアキーボード入力をしなくなった。
外出中も、ホールドモードで入力。

Google keepアプリ

スマートアクセシビリティのアドバイスやネットの情報をコピペしている。
音声メモを文字変換して容量を減らして管理している。

分析採点JOYSOUND アプリ

月額360円プランで、家で一人カラオケ。
歌を録音できる。

Talking Tunerアプリ

ウクレレやギターのチューニングに利用。

ミライロID アプリ

障害者手帳として利用。

東海ステーションポイントアプリ

広い範囲の駅周辺でポイントゲット。

メモアプリ

欲しいものを見つければコピペ。
facebookの投稿やラインの長い文章なども、メモで書いてコピペ。
ときには作りたてのパスワードの一時置き場としても活躍。

簡単コピペアプリ

用意しておいた文章を、キーボードから選んでテキストフィールドに入力できる。
ダブルタップだけでペーストできて時短になる。

楽天スーパーポイントスクリーンアプリ

毎日5ポイントくらい、ポイ活できた。

Waterllamaアプリ

動物キャラの名前が面白い水分管理アプリ。
定期的にリマインド通知して、長時間の摂り忘れを防止している。

熟睡アラームアプリ

睡眠導入音楽を聴きながら、眠りを計測。アラームもある。
寝付きが良くなったのと導入音楽が気に入って使っている。

名言サプリアプリ

偉人などの名言をウィジェットで表示。
自分の好きな文面を登録できるので、ホーム画面で確認できるメモとして活用。

to doistアプリ

純正のリマインダーより使いやすいと感じたタスク管理アプリ。
全体的にスッキリしていて、サブタスクが何層も作れるのが便利。

リマインダーアプリ

買い物ように商品ページのリンクを登録してある。
行きたいお店は90m県内に入れば通知が来るようにしてある。
同行者や店員さんに画像を見せて、商品を探してもらっている。

どこでもDIGAアプリ

パナソニックのレコーダーと連携。
録画番組をどこでも見れるのはもちろん、現在の放送をリアルタイムでiPhoneで見れる。
BS CSも契約していれば見れる。
録画の予約や録画番組の消去もできる。

WOWOWアプリ

契約から視聴用のB-CASカードの登録、カード裏面の番号の読み取りは写真のテキスト検出でできました。
見逃し番組の視聴、リアルタイムの視聴とボイスオーヴァーの読み上げはほぼ完璧。

PrimeVideoアプリ

映画や海外ドラマを楽しんでいる。

Audibleアプリ

再生履歴から続きが聴けるのが良い。
聞いていても眠くならない。

Kindleアプリ

ビジネス書やノウハウ本には欠かせません。
こうした本には旬があり、点訳や音訳を待っていたのではとても間に合わないからです。
気づいたらこの1年、ほとんどサピエにアクセスしてませんでした。

Siriを使った電話、メール、アラーム

Appleのメールアプリで、、GmailやiCloudメールを一元管理。
時計アプリのアラームを、Siriでセット。削除もSiriで。



まとめ

2024年は生成AIが大きなテーマとなり、VoiceOverユーザーにとってもAI技術を活用したアプリが重要な役割を果たしました。
アンケート結果から、ビーマイAI、Gemini、ChatGPT、アイナビ、Elsa SpeakなどのAIアプリがランクインしています。
特に、1位に輝いた「ビーマイアイズ」は、視覚に障害のあるユーザーの目となり、さまざまなシーンで活用されています。
このアプリはシンプルで使いやすい設計が特徴で、操作性の高さも評価されています。
アプリを開いたら、AIタブに切り替え、iPhone本体の音量ボタンを押すだけで、見たいものの解析と説明が始まります。
その簡単な操作感と便利さが、日常的に使われる理由のひとつです。

ただし、AI技術には正確性の課題もあります。
私の体験ですが、例えば、コロッケパンの原材料表示を撮影した際、ビーマイAIが誤って卵サンドと解析したことがありました。
こうした誤りはAI技術全般に見られるもので、今後のアップデートに期待しています。

2位にランクインした「Seeing AI」は、特に新しいアプリではありませんが、そのシンプルな使い方が多くのユーザーに支持されています。
アプリを開いて、短いテキストチャンネルに切り替えるだけで目の前にある文字をすぐに読み上げてくれます。
VoiceOverユーザーにとって、まさに目の代わりとして、即座に情報を把握できる便利なアプリです。

さらに、Siriを使って機能を呼び出せるショートカットも用意されており、ユーザーにとっては非常に便利です。
アンケートでは、正確に情報を得るというより、さっと情報を確認したいときに使うという意見が多く寄せられていました。
この点は、1位の「ビーマイAI」にも通じる部分があり、素早い情報確認ができる点が重視されているようです。

また、注目すべきは、電子マネーアプリの利用です。
例えば、「PayPay」や「Wallet」、ゆうちょなどのお金に関するアプリがランクインしました。
アンケートでは、タクシーでのお金の受け渡し時に小銭を落とす心配がなくなったといった声があり、便利さが感じられています。
私自身も、LINEアプリを通じてPayPayに送金できるため、食事会での割り勘などの面倒なやり取りが格段に簡単になったと実感しています。

見えにくい現金よりも、見やすい電子マネーを選んでいる人が増えていることが伺えます。

最後に注目したいのは、「ポケカラ」アプリです。
このアプリは、ボタンに名前がついていないことで有名です。
アプリをインストールしても、すぐには使いはじめられません。
それでも多くのユーザーに利用されていることから、カラオケ需要の高さがわかります。

総じて、2024年のアプリランキングでは、AI技術を駆使したアプリがVoiceOverユーザーの生活を支え、視覚に障害のある方々にとって、生活がより便利になったことが明らかになりました。
特に、使いやすさと利便性を兼ね備えたアプリが多く、今後の進化に大きな期待が寄せられています。