VoiceOverの困りごとはここで検索! スマートアクセシビリティに寄せられた質問とアドバイスは、きっとあなたの助けにもなります。例えば、『LINE』と入力して検索すれば、LINEに関する情報が表示されます。情報が見つからなかったときは、キーワードをローマ字にしたり、短い言葉に替えてみましょう。

文字入力についての質問です。ボイスオーバーのタッチ入力とダイレクトタッチ入力の違いを教えてください。

タッチ入力モードとダイレクトタッチ入力モードは、VoiceOverの文字入力の設定です。
設定によって、文字入力のタッチの仕方が少し変わります。

タッチ入力モードは、キーの文字を確認してから入力したい人に向いています。
キーボードの上で、指をスライドさせながら文字キーを探し、見つかったら指を離せばその文字が入力できるからです。

ダイレクトタッチ入力モードは、文字キーを探さずにタップできる人に向いています。
キーボードの文字キーをタップすれば、その文字が入力できるためです。
タッチ入力モードのように、文字キーを探してから指を離しても、文字は入力されないので、キーボードを目で見て操作できる人は便利に使えます。

また、どちらの入力モードも、1秒以上1つの文字キーに触れ続けるとフリック入力状態になります。
たとえば、『あかさたな』の『あ』のキーに触れ続けると、上下左右に『いうえお』が表示されます。
指をスライドして文字を選んでから離せば、、その文字が入力できます。
もちろん、『あ』を選んで指を離せば『あ』も入力できます。

この二つのモードの大きな違いは、削除ボタンにあるかもしれません。
タッチ入力モードは、削除ボタンに触れ続けても反応しません。
指を離した時に、1文字削除されます。

一方、ダイレクトタッチ入力モードでは、削除ボタンに触れ続けると、入力した文字が連続で削除されます。