VoiceOverの困りごとはここで検索! スマートアクセシビリティに寄せられた質問とアドバイスは、きっとあなたの助けにもなります。例えば、『LINE』と入力して検索すれば、LINEに関する情報が表示されます。情報が見つからなかったときは、キーワードをローマ字にしたり、短い言葉に替えてみましょう。

2025年 みんなのベストアプリ

「2025年 ベストアプリ総選挙」と題して、今年VoiceOverを使っていて「これは便利!」「助かる!」と思ったアプリの投票を募集しました!

期間:12月10日~20日
条件:1人10個まで

それでは、20名の方から寄せられた熱い投票(総数100票以上!)の結果ランキングを見てみましょう!

1位

14票
Swift AI(スイフトアイ)

みんなの声

  • 今年はAIが生活に浸透したが、その中でもこのアプリの登場は画期的。認識の速さ、解析能力の高さは感動的だった。
  • 視覚障害者に特化しており、質問もできて回答も丁寧。使い方もシンプル。
  • 写真の解析や身の回りの確認ができるようになった。
  • 解析結果が出るのがとても早く、詳細な説明があるため気に入っている。
  • 説明付きで「写真アプリ」に保存できる機能に感動した。
  • シンプルで良い。

2位タイ

8票
Be My Eyesアプリ(Be My AI含む)

みんなの声

  • なんだかんだ言って一番実用的に使えている。
  • パソコンが音声を出さなくなった時や、写真の解析をしてくれて本当に助かっている。
  • レトルト食品の加熱時間や内容も読んでくれる。
  • 自撮りをした時も、AIがいろいろ面白く読んでくれる。
  • AIの細かい説明は、人間が説明するより分かりやすい時がある。
  • 些細なことでも、ボランティアさんが親切に教えてくれる。
  • iPhoneに変えた時に一番に入れたアプリ。

2位タイ

8票
Seeing AIアプリ

みんなの声

  • 体組成計をビデオに撮って共有すると、データを次々と読み上げてくれる。
  • 短い動画であれば内容を教えてくれるので助かる。今のところ動画の内容を教えてくれるのはこれしか知らない。
  • 行事予定表を分かりやすく読み取ってくれる。
  • 書類や写真の内容を即座に確認したい時に便利。もう手放せない。

4位タイ

7票
Geminiアプリ

みんなの声

  • VoiceOverとの相性が良く、レスポンスが速い。無料版でもかなりのことができる。
  • 「Gemini Live」を使って、スーパーのチラシを段落ごとに解析したり、動画ストリーミングで探し物をしたりできる。
  • ホテルのリモコン解析などにも活用。

4位タイ

7票
LINEアプリ

みんなの声

  • メッセージ、写真、ボイスの送受信に加え、既読機能で相手が読んだかわかるのが良い。
  • 友人とのグループLINEや、事業所、ケアマネさんとの連絡など、コミュニケーションに不可欠。
  • オープンチャット機能は、百科事典でも解決できない「生きたマニュアル」として、iPhoneやiPadの悩み解決に役立っている。
  • 情報収集に役立っている。

6位

5票
OKOアプリ

みんなの声

  • 外出時の愛用アプリとして名前が挙がりました。
  • (主に歩行者信号の識別や、外出支援として利用されています)

7位タイ

4票

Eye Navi(アイナビ)アプリ
みんなの声

  • 外出時に愛用している。
  • うまく使えるようになれば、一人歩きの幅が広がると思って選んだ。

YouTubeアプリ
みんなの声

  • 情報源として活用するほか、音楽などを聴いてリラックスタイムにも利用している。
  • 使用頻度で言えば一番。お休み前の枕元の必需品。

X(旧Twitter)アプリ
みんなの声

  • 情報収集や、知人・友人の近況を知るのに欠かせない。
  • 毎日使っている。

10位タイ

3票

PayPayアプリ
みんなの声

  • 他のキャッシュレスアプリと比べても一番使いやすい。
  • 一般のアプリだが読み上げがしっかりしており、チャージや送金、支払いに不自由がない。
  • ロックウィジェットから開くと、支払い画面がすぐ表示されて良い(d払い等と同様の利便性)。

Ashirase(あしらせ)アプリ
みんなの声

  • 初めての場所や、目的地が特定しにくい場所への案内には必需品。
  • 購入して1年経過し、90キロ歩破した。

ChatGPTアプリ
みんなの声

  • 初詣をテーマにショートストーリーを作ってもらった。
  • 生活や仕事、パスワード管理の補助など幅広く役立っている。

ここからは2票

HELLO! MOVIE(ハロームービー)
みんなの声

  • ホラーや料理をテーマにした映画で使ってみたがとても良かった。解説がわかりやすい。

スマートニュース
みんなの声

  • 新聞記事を読めない視覚障害者には欠かせないツール。世の中の動きにリアルタイムでアクセスできる。

Envision AI
みんなの声

  • 写真解析や身の回りの確認に役立っている。

ボイス オブ デイジー 5
みんなの声

  • 毎日よく使っているアプリとして名前が挙がりました。

ミュージック(Apple Music含む)
みんなの声

  • 懐かしい曲のプレイリストを作って、通勤時に音楽を楽しんでいる。

ここからは1票

Amazon Musicアプリ
みんなの声

  • 契約プランで毎月オーディブルが1冊聴けるようになり、音楽と同じようにアプリ内で楽しめるのが良い。

SeeingAssistant-Lightアプリ
みんなの声

  • 部屋の明るさを確認するのに使用。電気がついているかどうかの把握に重宝している。

あめふるコールアプリ
みんなの声

  • 本降りの雨が降る前に通知が来る。これからの降水確率を見て、タクシーで帰るかバスで帰るかの判断材料にしている。

財布くんアプリ
みんなの声

  • 項目を複数設定できるので、電気代や水道代など、それぞれの袋分け管理ができる。

電子マネーICカード残高確認アプリ
みんなの声

  • 楽天EdyやVポイントなど、これ一つで複数のカード残高やポイント数が確認できて便利。買い物直前の確認に使用。

280blockerアプリ
みんなの声

  • TVerなどで広告を消せて本当に助かっている。

Bingアプリ
みんなの声

  • ポイ活がすごく簡単で継続できている。

d払いアプリ
みんなの声

  • ロックウィジェットから開くと、支払い画面がすぐ表示されて良い。

ジャーナルアプリ
みんなの声

  • 行った場所やワークアウトの記録と一緒に日記が残せて良い。

ラジコアプリ
みんなの声

  • 好きな声優さんの番組を後から聞き返すのでとても便利。

パスワードアプリ
みんなの声

  • 地味にパスワード管理が少しずつ楽になっている。

その他、名前が挙がったアプリ

  • Spotify、FaceTime、auじぶん銀行、ショートカット、Coke ON、NotebookLM、どこでもDIGA、Talking Tuner、ツクツク、Yahoo!乗換案内、出前館、Amazonショッピング、カラオケ予約、ポッドキャスト、ICカードリーダー、メモ、Tag of Things ものタグアプリ、サリバン+、Googleレンズ、ゆうちょ認証、ファイル、袖縁、Suica、はまぎん365、Google マップ、Facebook、Chrome、Perplexity、Prime Video、TVer、しゃべるバーコード

まとめ

2025年のランキングは、まさに「AIによる視覚補助の飛躍的な進化」を象徴する結果となりました。

堂々の1位に輝いたのは「Swift AI(スイフトアイ)」でした。
「認識が速い」「詳細な説明がある」「写真アプリに説明付きで保存できる」といった点に多くの感動の声が集まりました。2024年までは上位常連だった他の認識アプリを抑え、圧倒的な支持を得てトップに躍り出たことは、今年一番のトピックと言えるでしょう。

2位以降にも「Be My AI」「Seeing AI」「Gemini」と強力なAIアプリが並びました。
特に今年は、単に文字を読むだけでなく、「ビデオで状況を説明してもらう」「AIと対話しながら詳細を聞き出す(Gemini Liveなど)」といった使い方が定着してきたようです。体組成計のデータ読み取りや、スーパーのチラシ解析など、AIがより生活に密着したパートナーになっていることが伺えます。

一方で、「LINE」「PayPay」といった生活インフラ系アプリも変わらぬ強さを見せました。
特にLINEは、連絡手段としてだけでなく、オープンチャットを通じた「情報交換の場」「助け合いのコミュニティ」としての役割が評価されています。PayPayなどの決済アプリも、読み上げ対応による「一人で完結できる買い物体験」が支持されています。

また、「Ashirase(あしらせ)」のようなウェアラブルデバイスと連携するアプリや、「Eye Navi」などの歩行支援アプリも、外出の心強い味方として票を集めました。

2025年は、新しいAIアプリの登場で「できること」が大きく増えた1年でした。

2026年に向けては、さらに大きな変化が期待されます。
まず注目したいのは、Siriがこれまで以上に賢くなり、VoiceOver操作そのものを補助してくれる可能性です。複雑な画面操作や設定変更も、言葉で伝えるだけでサポートしてくれる未来が現実味を帯びてきました。

また、GoogleのGeminiをはじめとしたAIも、ウェブサイト上での操作を支援する存在として進化していくでしょう。ボタン探しや入力作業に悩むことなく、航空券のチケット手配や映画館の予約といった一連の手続きが、声で伝えるだけで完了する。そんな体験が当たり前になることが期待されます。

2026年は、「操作する」から「伝える」へ。
AIとVoiceOverが自然に連携し、より楽しく生活できる年になるかもしれません。