メールの受信と通知
メールには二つの受信設定がある。
プッシュとフェッチ。
このふたつを実際の生活のシーンで例えると
プッシュは、郵便局員がポストにメールを届けたとき、家のピンポンを押してくれる。
フェッチは、郵便局員がポストにメールを届けても、家のピンポンを押さない。そのかわり、家の確認係が定期的にポストを確認しに行き、メールがあればピンポンを押す。
プッシュとフェッチは、ピンポンが押されるタイミングが違うと理解しよう。
ここからは、iPhoneのメールアプリの話
iPhoneとプッシュの関係は次の通り
プッシュに対応したメールアカウントでは、メールサーバーにメールが届いた時、iPhoneに通知が届く。
対応しているのはiCloudメールなど
iPhoneとフェッチの関係は次の通り。
フェッチで定期的にメールを確認するには、iPhoneに充電ケーブルを接続しておく必要がある。
充電ケーブルを接続していない間は、ほとんどメールを確認しない。つまり、通知が来ない。
充電ケーブルを接続していないときも、定期的にメールを確認するには、フェッチの受信設定を変更する必要がある。
たとえば、15分間隔で確認するようにできる。
感覚を短くするほど、バッテリーを消費するとも説明されている。
プッシュとフェッチの切り替えや、メールサーバーの確認タイミングは、設定アプリから変更する。
変更するには次のようにする。
1.
設定アプリを開く。
2.
アプリを開く。
3.
メールを開く。
4.
「メールアカウント2」などと読み上げるボタンを開く。
5.
「データの取得方法 プッシュ」ボタンをダブルタップ。
6.
このページでは、アカウントごとのプッシュとフェッチの切り替えができる。
画面の下の方には、フェッチの確認スケジュールを選ぶ場所がある。
プッシュは、対応したアカウントのみオンにできる。
プッシュに対応していないアカウントは、フェッチになる。
設定ここまで
ここまでは、ピンポンを押すことについての話でした。
押されたピンポンの音が鳴るかどうかはまた別の話です。
iPhoneでは、プッシュとフェッチ、どちらも実際に通知メッセージや通知サウンドを鳴らすには設定が必要です。
通知サウンドを鳴らすためには、次のように設定する。
7.
設定アプリを開く。
8.
アプリを開く。
9.
メールを開く。
10.
通知を開く。
11.
このページでは、メールアプリの全体的な通知設定をする。
画面の上の方にある「通知を許可」をオンにする。
「即時配信」の項目があるときは、ダブルタップして選択中にする。
通知見出しで、どの画面に通知を表示するかを選ぶ。
「通知センターに表示可能」は選択中にしておく。
サウンドは、好みのものを設定する。
12.
ここまで設定できたら「通知をカスタマイズ」をダブルタップして開く。
13.
ここでは、アカウントごとに通知の設定をする。
ここで通知をオンにしたり、着信サウンドを選ばない限り、通知を受け取れないと理解しておいた方が良さそう。
アカウントを選んでからダブルタップして開く。
15.
通知をダブルタップしてオンに切り替える。
通知が受け取れない場合は、あえて一度オフにしてから、オンに戻す。
16.
サウンドを開く。
好みのものを選んで選択中にしておく。
設定はここまで。
これで、通知が届き、サウンドが再生されるはずです。
iOS18.4にするとメールの通知サウンドが鳴らないとの報告もあるようです。
これらの設定を見直しても、通知が受け取れない場合は、アップルサポートや携帯キャリアなどに相談しましょう。