VoiceOverの困りごとはここで検索! スマートアクセシビリティに寄せられた質問とアドバイスは、きっとあなたの助けにもなります。例えば、『LINE』と入力して検索すれば、LINEに関する情報が表示されます。情報が見つからなかったときは、キーワードをローマ字にしたり、短い言葉に替えてみましょう。

サイドボタンに割り当てられている機能

iPhoneのサイドボタンは、押す回数によって様々な使い方が割り当てられています。

ホームボタンの有無で使い方が変わるので、iPhoneのタイプを分けて解説します。

ホームボタンがないFace IDタイプのiPhone

iPhone 15など、ホームボタンがないiPhoneのサイドボタンでできることを紹介します。

サイドボタンを1回押す

iPhoneを使っているときにサイドボタンを1回押すと、スリープになります。

スリープ中にサイドボタンを1回押すと、スリープが解除されます。

警告音が鳴っている時にサイドボタンを1回押すと、そのサウンドが止まります。

たとえば、

タイマーやアラームの音を止める

緊急地震速報の音を止める

電話着信のとき、サウンドを止める

このとき、着信音は止まりますが、着信は続いています。

さらに、もう一回サイドボタンを押して着信を切ることができます。

サイドボタンを2回押す

支払いに関する認証のときは、サイドボタンを2回連続で押します。

たとえば、

App Storeからアプリをダウンロードするとき、認証のためにサイドボタンを2回連続で押す

キャッシュレス決済でApple Payを使う時、サイドボタンを2回連続で押す

サイドボタンを3回押す

アクセシビリティショートカットを使う時に、サイドボタンを3回連続で押します。

アクセシビリティショートカットは、あらかじめ設定アプリの「アクセシビリティ」、「ショートカット」で、使う機能を選んでおきます。

たとえば、

サイドボタンを3回押して、VoiceOverのオンオフを切り替える

サイドボタンを3回押して、複数のアクセシビリティショートカットを画面の下のほうに表示し、そこから選んで機能のオンオフを切り替える

Tips

アクセシビリティショートカットにVoiceOverとそれ以外の機能を割り当てた時は、たとえVoiceOverがオフでもSiriが代わりに音声で教えてくれます。

手順は、

1.
VoiceOverがオフの状態で、サイドボタンを3回連続で押す

2.
1本指で画面の下の方をなぞっていき、音声を頼りにメニューを選ぶ

3.
VoiceOverをオンにするには、メニューからVoiceOverを探し、指を離してからすぐにその場所をタップする

これでVoiceOverがオンになります。

サイドボタンを5回押す

サイドボタンを5回連続で押して、緊急SOSを使うようにできます。

あらかじめ、設定アプリの「緊急SOS」から「ボタンを5回押して通報」をオンにしておく必要があります。

Tips

緊急SOSのデフォルト設定は、サイドボタンと音量ボタンを押しっぱなしにして起動するようになっています。

緊急SOSの設定を変更したときは、アクセシビリティショートカットと間違えないように注意しましょう。

サイドボタンを長押し

Siriを使うときは、サイドボタンを押したままにします。

要件を伝えたら、指を離します。

Tips

初めて使う時は、利用に関するメッセージが表示されます。

設定アプリの「Siri」からサイドボタンでSiriが使えるように設定できます。

ホームボタンがあるTouch IDタイプのiPhone

iPhone SEなど、ホームボタンがあるiPhoneのサイドボタンでできることを紹介します。

サイドボタンを1回押す

iPhoneを使っているときにサイドボタンを1回押すと、スリープになります。

スリープ中にサイドボタンを1回押すと、スリープが解除されます。

警告音が鳴っている時にサイドボタンを1回押すと、そのサウンドが止まります。

たとえば、

タイマーやアラームの音を止める

緊急地震速報の音を止める

電話着信のとき、サウンドを止める

このとき、着信音は止まりますが、着信は続いています。

さらに、もう一回サイドボタンを押して着信を切ることができます。

サイドボタンを5回押す

サイドボタンを5回連続で押して、緊急SOSを使うようにできます。

あらかじめ、設定アプリの「緊急SOS」から「ボタンを5回押して通報」をオンにしておく必要があります。

Tips

緊急SOSのデフォルト設定は、サイドボタンと音量ボタンを押しっぱなしにして起動するようになっています。